年初には利下げ期待で上昇していた指数・株式を利据え置きで下支えするとは摩訶不思議なのですが、市場の反応としてはポストの通りに感じます。
心理として、インフレ鎮静化の期待・市況の安定さえあれば強靭な米国株式はますます上昇し、その影響は他市場にも波及するといったところか。
日経平均は年初につけた40000円を頂点に下落したが、38000円目途にレジスタンス作り底堅い。インフレ懸念の払しょくと関連して利下げ(及び利据え)が新たな上昇相場を形作るとの考えは想像しやすい。
前日MyPFは6490日本ピラーが決算を受け大幅下落。今期見通しが会社発表が弱気に傾く姿勢が市場に悪く受け止められる。6670→5790まで下落したが、大幅な下落のため底入れは未だ為されていない様子。screenも先週から続き下落。今晩発表のCPI通過で安心感から上昇の展開を期待したい。
商船三井は、他海運株の川崎汽船・郵船の影響もあり調子がいい。5300目途に高値があるが、一本調子に奪還しそうな雰囲気すらある。
ヤマハ発動機は決算上昇もリコール報道あり。東海カーボンは底値を切り上げて4桁復帰を期待したい。