29日月曜日は祝日のため日本市場はお休み。実質GWの前半最終日。
日本はマイナス金利政策の修正を行ったが、現状はゼロ金利政策に立ち戻った程度のインパクトしかなし。米国の年内利下げ観測後退(むしろ利上げの可能性も織り込みつつある)を含めて、相対的に円売りを誘発している現状、
これほどの円安を市場は想定していただろうか。基本的に円安は輸入コストの増大を招き、日本は資源獲得を海外輸入に頼る面が大きいので、生産コストの増大を招く。最終的に消費者の支払う資金が多くなるため、日々の生活はこれまで以上に物価高騰に悩まされるだろう。
海外に販路を拡大する企業に対してはプラスに働く。決算業績は一般的に増加要因となる。
29日朝時点で日経先物は全営業日比プラス570円の38500円。円安はサプライズ要因で、指数や株価は修正されていくと考えるが如何だろうか。
筆者は、生活コストは押さえたい&株価は上がってほしいという欲張りスタイル。円安を抑制しつつ、企業業績上昇&日経4万以上が最高です。ただし、円安を苦肉の策だが受け入れ物価上昇による負担を株価上昇で増大する資産をぶつけて相殺していくしかないと考えている次第です(賃金上昇は物価上昇を覆せない